2021-12-18 政策が発表された
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フランスは1月末から、ワクチンを打つことが衛生パスポートを取得することの条件となりそうだ。(今までは24時間以内のPCR検査等の陰性証明でも良かった)
現在の感染状況の悪化はワクチンを打たない1割の人が原因であるというような発表がなされたが、今のこの状況でそういう発表をすることがいっそう分断を深めていて暗い気持ちになる。
まだ科学的にも効果や副作用などわからないことだらけの今の状況では、それぞれが自分の都合や状況によってそれを選び取るしかない、また選ぶ権利があると個人的には思っているのだが…。
現在ワクチン未摂取者は人が集まる場所には陰性証明を持っていく必要がある(子供であっても)。そうでなければ人に会う機会は持てない。であれば、今これだけ感染が広がっているのはその陰性証明が役に立っていないかもしくは、ワクチンをすでに打っていて自由に動ける人たちが感染源になっているのではないか、と私は考えてしまうけれど…。(まあ私の方の勉強・情報不足かもしれないけれど。)
ワクチンに関しては色んな意見や情報(そしてそれに対する様々な感情)があるけれど、どれもまだはっきりとしたことが分からない段階であるならそれぞれがそれぞれの判断をするしかない。でも政府が確かな裏付けもなく/またはその裏付けを説明もせずこういう感情的な発表をするなら、それは対立を煽るだけだ。
ワクチンパスポートの管理体勢を整えると政府は発表したけれど、いったいどのように?
衛生パスポート偽造はたしかにそここでみかける。売り買いとまで言わずとも、友人同士の貸し借りは身近なところでもまったく躊躇なく行われている(私はしないけれど)。
でもそれをどうやって防ぐというのだろう。
来客の個人情報をカフェやレストランが管理する負担を課すの?情報を吸い取られる側の権利は?